ペニスが立たないときの最新テクニック


ペニスの存在というものは、男性にとって意識するにせよしないにせよ、男らしさを維持するためのよりどころになっている。そのため、勃起力が弱ってくると、精神的にも気弱になってしまう。
 
勃起力が弱くなってきたと感じた多くの男性が、私たち専門医に駆け込んでくるのもこうした理由からだろう。しかし、本当のインポテンツと呼べる症状の方は案外少ない。
 
体力的な衰えなどの理由は若干あるのだろうが、たいていの場合、マンネリによる精神的は理由や男性の自信のなさなどが、勃起力低下の原因である。プレイ内容を再検討して、新鮮な感覚を持てば、セックスへの意欲が再びわき、ペニスの勃起力を気にすることはなくなるだろう。

それでも問題が解消されないという人こそ、真剣な治療が必要となってくる。現代では最新のテクノロジーを駆使した治療法が導入されている。
 
悩める存在だったペニスが、あっという間に自信の源に変身するといったことも可能になっているのだ。
 
具体的な治療法を紹介しておこう。
 
ひとつは、ペニスの海綿体に血管拡張剤という薬を注射する方法である。ペニスに針を刺すと聞くと、ギョッとする方がおられるかもしれない。しかし、この注射を打つと、約五分後には完全な勃起状態になり、その後二時間程度は勃起状態が持続されるのである。
 
即効性のある治療法であり、インポテンツによる性の悩みを抱えるカップルなどには、うれしい治療法だと言える。
 
ただし、問題点もいくつか存在する。ひとつは、自分で注射することが、いまの日本では認められていないこと。血管への注射は常に病院で行なうように義務づけられているのだ。
 
ということは、治療を欲する男性は、病院で注射した後、ただちにベッドへ直行し励まなければならなくなる。なんだかあわただしい気分に襲われることもあるやもしれない。
 
もうひとつの問題は副作用の問題。血管に問題を抱えているインポテンツの男性に、この注射をすると、今度は勃起するのはいいが、いつまで経っても納まらないという勃起持続症に悩むことになってしまう。医師とよく相談してから注射療法をする必要がある。
 
注射がいやだという男性には、もう少し簡単な治療法がある。心因性のインポテンツ患者の治療法として用いられる道具を使った治療である。
 
これは、まずプラスチックでできた円筒状のもののなかにペニスを入れる。続いてこの円筒につながっているポンプを作動させ、なかの空気を吸引させてしまう。この時、ペニスに圧力がかかり、海綿体に血液が充満し、自然と勃起させるというものである。
 
男性は勃起したら、すかさずペニスの根元にゴムリングをはめて挿入すればいい。萎えないように締め付けるのである。
 
面倒な注射をする必要もなく、便利な治療法とは言えるが、問題はタイミングだろう。前戯をして気分が盛り上がり、いざ挿入しようとした時にこの治療をやると、女性がシラけてしまうことも考えられる。完全な勃起不全というほどではなかったら、とりあえず漢方薬やビタミン剤などの内服薬を飲む治療法から始めたほうがいいかもしれない。

最後に究極のインポテンツ治療法を紹介しておこう。それはペニスに手術を施す方法である。
 
ペニスの陰茎内にシリコンを挿入し、勃起を補完するのだ。この手術を行なえば、インポテンツに悩む男性でも100パーセント挿入が可能になる。手術の危険性もなく、アメリカではかなりポピュラーな治療法なのである。

ただし、こちらも問題は存在する。ひとつは手術費用である。保険がきかないため、かなり高額の手術代が必要になってくる。「男らしさを保つためには、絶対元気なペニスが必要だ」と考える男性にとっては、十分価値のあるお値段とは言えそうだが……。



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